ジーパンの洗い方

今日の東京は晴天です。昨日は大雪警報が出ていたんですが、結局夕方から雨で雪は残らなかったです。こんな晴天だと洗濯したくなりますよね。

ジーパンの洗濯は皆さんどうしていますか。デニム好きの方の中には洗わないという人も多いのでは無いでしょうか。その理由は色あせを防ぐ事を防止したいというのが一番の理由だと思います。確かに、洗濯をすることでインディゴは多少落ちし色あせの原因となります。
しかし、洗濯せずに穿き続けると汗や皮脂が生地に付着して、生地を劣化させてしまいます。また洗濯をしないと生地が伸びますが、その緩みが糸切れの原因だったりもします。洗濯することで、皮脂汚れを落として生地を締めてくれるので、長く穿くことができるようになるんです。

という事で、今日は皆様に長くジーパンを楽しんでもらいたいので洗濯の方法をご説明します。

【ジーパンの洗い方】
洗うときは単独で
ジーパンはインディゴ染めなんですが、色落ちしやすいです。そのため白い服などを青くしてしまいます。全体的に満面なく色が綺麗に染まるのであれば許せるのですが、ジーパンに付着しているところだけ濃く色が付いて、汚れとして目立つようになります。
僕は、色あせたジーパンを一緒に洗うことがありますが、染まりません💦

裏返しで洗う
ジーパンを穿いていると体から出る汗や皮脂汚れはジーパンの裏側に付着します。また表面は触ったり何かに触れて痛みやすくなっています。例えば財布をポケットに入れているとその部分は少し張りが出て伸びるし、座れば椅子とお尻が擦れ合います。洗濯でも擦れてしまうと痛みやすくなるので、裏返しで洗濯をしたほうが長持ちします。

洗剤は蛍光剤を含まない中性洗剤か水洗い
蛍光剤の正式名称は蛍光増白剤といいます。要するに汚れを落として白くするという意味です。この蛍光剤はインディゴも汚れと判定してしまうので、デニム用洗剤というのは蛍光剤が含まないものになっています。
また、お風呂の残り湯などで温かい水やお湯も良くないです。お湯も汚れが落ちやすいので色落ちの原因の一つとなります。色を落としたいのであれば問題ないですが、お湯を使ったり蛍光剤入りの普通の洗剤を使っても、綺麗に色落ちする保証はありません。

洗濯は手洗いが理想
基本的にジーンズの洗濯は皮脂汚れや目立つ汚れを落として、生地を締める事を目的に考えると長く洗濯機を回す必要はありません。何をしたいかによって変わりますが、普通の洗濯であれば裏返してバケツに水を入れて膝の裏や股の部分を軽く洗ってあげるくらいでも十分です。匂いが気になるときはデニム用の洗剤を水に溶かして手洗いでもいいかと思います。洗濯機を使う場合も時短モードで5分程度回せば十分かと思います。

干すのは日陰で風通しの良い場所
太陽の下で天気の日に直射日光を浴びせてしまうと紫外線をたくさん浴びてしまいます。人間の皮膚と一緒で紫外線は繊維の天敵なんです。紫外線は色あせの原因になります。勿論、色あせさせたいのであれば日向でも良いと思います。

干し方は筒状がよい
デニムは生地の縫い合わせの部分などは強度を保つために厚く何重にも縫い付けられているので乾きづらいです。また弊社のBLTOMは厚手のレザーパッチを使っているのでとても乾きづらいです。そのため穿いているのと同じ様な状態で、裾から干すか、ウエストを開いて干すかで対応してもらうと、きちんと乾きます。きちんと乾かさないと、洗剤などを使わずに洗った場合は雑菌の繁殖を防ぐことが出来ます。生乾きでたたんでしまうと雑菌を繁殖させてしまう可能性があります。

以上がおすすめの洗濯方法です。ようは、
①裏返して洗う
②中性洗剤もしくは水
③手洗いもしくは時短で洗濯機
④陰干しでしっかり乾かす


それをきちんとやってもらえれば長くジーパンを楽しむこと出来ます。

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水洗いではちょっとという方は洗濯に利用してください。

https://www.rakuten.ne.jp/gold/vari/denimdetergent.html

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

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鵜殿博文

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